9月12日現在
No. | 植物名 | 写真 | 説明 |
---|---|---|---|
A | ナンバンギセル | ![]() |
南蛮煙管 ハマウツボ科 在来種の一年草。和名はパイプ(西洋の煙管)に似ていることから。 主にススキの根に寄生するが、他のイネ科植物やミョウガ、 ギボウシなどにも寄生する。 古くは万葉集にも登場し、俯いたような姿形から「思ひ草」と呼ばれている。 |
B | ツルボ | ![]() |
蔓穂 キジカクシ科 日本原産で、中国、朝鮮にも自生する多年草。 ふわふわした薄紫の花をつける。 春と秋に二本の葉を出すが、春の葉は花の時期にはなくなる。 ツルボという名の由来はよくわかっていないが、別名のサンダイガサ (参内傘)は、宮中に参内する際に使われた柄の長い傘に 似ていることから名付けられたとされている。 |
C | キンミズヒキ | ![]() |
金水引 バラ科 在来種の多年草で、低地や山地の道端や草地に普通に生える。 ミズヒキに似た黄色い花からそう呼ばれるが、本種はバラ科、 ミズヒキはタデ科で種別は異なる。 実には鍵型の棘があり、いわゆる引っ付き虫。 食用や生薬としても用いられる。 |